フィールドプランニングの評価レビュー
派遣管理ソフトSTAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)top > フィールドプランニングの評価レビュー【派遣管理ソフトSTAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)】
フィールドプランニングの独自調査により、高評価であった人材派遣管理ソフトを紹介します。
導入を決めた理由
最近導入されている派遣会社が増えてきましたね。
導入を決めた理由を聞くと以下のような回答がありました。
- STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)ひとつでどんな業務も対応が可能
- コストパフォーマンスが高い
- 他システムからの移行がしやすい
- 帳票書類のコンプライアンスが安心
- 給与前払の手続きが楽で、利用者の手数料がなんと54円
- 社保、雇保手続きが楽
- 年末調整ができる
- 法令対応や事業年度報告作成など、かゆいところに手が届く
- 社員の負担が軽くなる
- 画面が見やすい、使いやすい
機能
そこでフィールドプランニングではその機能を調査しましたのでレビューします。①システム概要
- STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)は、営業、人事、就業、給与計算、スタッフ管理、顧客管理、請求管理などの人材ビジネスにおけるあらゆる業務を一元管理できるソフトウェアになっています。
このような人材ビジネス向けの管理システムは他にも複数販売されていますが、STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)の特徴は、対応業務可能範囲の広さにあります。
派遣先情報管理→派遣案件管理→求人管理→応募者管理→入社手続→マイナンバー管理→社保雇保手続→派遣契約管理→帳票書類作成→勤怠管理→請求書作成→給与計算→年末調整→契約終了管理→退社処理
これらすべてをスタッフエクスプレスひとつで管理できるようになっています。
②他システムとの親和性
- すでにほとんどの派遣会社は何らかのシステムを導入し運営していることでしょう。
契約書作成システム、応募者管理システム、給与計算ソフト、様々です。
新たにシステムを導入するとなると、うまく移行できるか、どちらか一方に不具合が発生しないか気になるところです。
STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)はエクセルCSV取り込み機能が優秀なのでほぼすべての既存システムからの移行がスムーズです。
③帳票関係のコンプライアンス徹底
- 労働者派遣契約には「派遣個別契約書」「派遣先通知書」「派遣管理台帳」など様々な帳票が存在します。
法改正の度に細かい文言の追加などあり、思わぬところで帳票書類の未整備が指摘されるかもしれません。
弊社の派遣元責任者講習においても受講者の関心が高いテーマです。
STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)は法改正にあわせて無料でバージョンアップされます。
これとともに
・レイアウトとのデザイン設定
・レイアウトのパターン管理
・世代管理
・発行履歴
・回収管理
など自由な修正と管理が可能になっています。
法改正の度に労働局へ確認、という手間が省けるのは助かりますし、コンプライアンス的にも安心です。
④給与前払手数料が54円? セブン銀行との連携で給与仮払が驚きの手軽さに
- 給与の前払を希望する派遣スタッフは多く、前払可能であるということを応募者募集のキーワードとしている派遣会社もあります。
しかし、前払を実施するには派遣会社側に多大な手間と、利用者側には多大な手数料が発生するものです。
STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)はセブン銀行と提携し、前払処理についてほとんどの手間を無くしました。
「リアルタイム仮払」といって利用者から前払申請を受理すると同時に、コンビニ内にあるセブン銀行ATMから引き出すことができます。
なんと利用者の手数料は54円(他行の場合は216円)です。
通常の銀行振込手数料を含め500~700円程度の手数料を本人負担するケースが多いですが、それに比べると驚きの安さです。
前払のメリットを打ち出して登録スタッフの集客に活かす戦略も取れそうです。
セブン銀行とのこうした連携は派遣管理ソフト業界唯一の特徴となっています。
⑤e-Gov電子申請機能を使って社会保険・雇用保険の手続きを行う
- STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)にはe-Gov電子申請機能が搭載されているので、窓口に出向くことなく24時間365日いつでも簡単に申請することが出来ます。
申請時には、必須項目や不正データのチェックが行われ、正しい申請に導かれます。
⑥法定帳票のマイナンバー出力
- 派遣会社は派遣スタッフやその扶養家族のマイナンバーを多数回収し管理していく必要があります。
回収したマイナンバーにアクセスできる権限者は極力少なくし漏洩防止に努めなければなりません。
STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)では出力権限の付与された利用者のみ、法定帳票へのマイナンバー出力が可能になっています。
出力有無を指定することで、人為的な出力ミスも防止できます。
⑦年末調整が楽
- 年末の繁忙期に年末調整業務が重なり、派遣会社は対応に忙殺されます。
STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)は「扶養」「保険料控除」を入力するだけで、源泉徴収票や源泉徴収簿がワンクリックで作成できます。
もちろん年末調整後に確定した源泉は、還付・徴収額を翌年度の給与にそのまま反映できます。
⑧派遣先には無料で使えるSTAFF EXPRESS パートナー(スタッフエクスプレスパートナー)
- パートナーは派遣先顧客が導入し、活用するウェブサービスです。
スタッフエクスプレスと完全に連動しており、双方の手間を大幅に軽減します。
●発注申請…
これまでメール、電話、FAXで行っていたお仕事依頼をウェブ上から申請することが可能です。
発注情報はそのままスタッフエクスプレスの受注に取り込まれます。
顧客からの発注をリアルタイムに確認することが出来、尚且つスピーディなマッチング業務へと移行できます。
●勤怠承認…
派遣スタッフがスマホを使って申請した勤怠をウェブ上で閲覧し承認します。
申請された打刻時間だけでなく、電子申請された画像の確認も併せて行います。
⑨派遣スタッフとのコミュニケーションツールとして使えるSTAFF EXPRESS NEO(スタッフエクスプレス ネオ)
- ネオは派遣先からの案件内容と応募者情報を登録できることから、マッチング作業が格段にスピーディーになります。
短期単発の仕事でも、登録スタッフから就業可能日の申請を受け付け、自動でスケジュールを組むことができます。
また、ネオは派遣スタッフとのコミュニケーションツールとして活用できます。
まるでLINEのような馴染みのあるインターフェイスで、発信・既読・返信などを行えます。
・お仕事案内
・トピック配信、メルマガとして活用
・派遣先現場への着任報告
・タイムカード提出催促
・仕事の悩み相談
・災害時の安否連絡
工夫次第で様々な活用方法があります。
派遣スタッフとのコミュニケーション向上は、そのまま派遣スタッフの定着向上に繋がっていくはずです。
現在は「採用」よりも「定着」に着眼する派遣会社が増えてきました。
会いに行くことが最も重要と考えますが、様々な便利ツールを並行して活用することで定着率を向上させていきたいものです。
まとめ
以上、STAFF EXPRESS(スタッフエクスプレス)の特徴的な機能面を調査しました。
派遣実務を進めるうえで非常に頼りになる機能が搭載されていると評価します。
今後も各種オプションの開発中とのことで、拡張性の高さも高評化のひとつであると言えます。
新たにシステムを導入しよう、又は現在のシステムを見直そうという派遣会社様は選択肢のひとつに加えてみては如何でしょうか。